【専門家が解説】一般的なインナーチャイルドとの違いは?フラクタル心理学のチャイルドを成長させるメリット

50代で学ぶフラクタル心理学からの変化

「頭では行動しなきゃいけないとわかっているのに、なぜか体が動かない……」

「やりたい気持ちはあるのに、
どうしても『どうしたらいいかわからない』という思いが優先されてしまう……」

そんなモヤモヤを抱えていませんか?

フラクタル心理学を学び始めると、
よく耳にするのが「チャイルド」という言葉です。

「私の現実が動かないのは、チャイルドの仕業なのかも」と、
薄々気づいている方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、
人から「それって結局、やらないための言い訳だよ」なんて言われると、
図星だからこそ猛烈に腹が立ったり、
悔しい気持ちになったりすることもありますよね。

フラクタル心理学における「チャイルド」の本当の意味や、
一般的なインナーチャイルドとの決定的な違い、

そして「わかっているのに動けない」「人に言われると腹が立つ」
という心のメカニズムを、専門用語を使わずに優しく解説します。

心の中で暴れていた子どもっぽい自分がすっと落ち着き、
未来へ向かって軽やかに一歩を踏み出す
エネルギーが湧いてくるのを感じられるよう書いてみますね。


  1. フラクタル心理学の「チャイルド」とは?一般的なインナーチャイルドとの違い
    1. 深層意識に住む「3歳〜6歳の子どもの脳」の正体
    2. なぜ「癒やす」のではなく「成長させる(直す)」必要があるの?
  2. あなたの人生の足を引っ張っている?チャイルドが持つ4つの特徴
    1. とにかくラクをしたい、がんばりたくない(怠慢)
    2. 自分の思い通りにならないと拗ねる(傲慢)
    3. 誰かがやってくれて当たり前だと思っている(依存)
    4. 待つことができず、今すぐ成果がほしい(せっかち)
  3. 【核心】チャイルドの仕業だとわかっているのに、なぜ動けないの?
    1. 「どうしたらいいかわからない」は、チャイルドが使っている最大の防衛策
    2. 他人から「それって言い訳だよ」と言われると、猛烈に腹が立つ理由
    3. 5%の大人の脳VS 95%の子どもの脳の引っ張り合い
  4. 心の中のチャイルドを味方に変えるには?大人の脳へ育てるステップ
    1. ステップ1:「あ、今チャイルドが暴れて言い訳しているな」と気づくこと
    2. ステップ2:子どもの頃の「愛されなかった」という勘違いを書き換える
    3. ステップ3:大人のあなたが、チャイルドを優しく、毅然と教育する
  5. 【FAQ】フラクタル心理学のチャイルドに関するよくある疑問
    1. チャイルドを直すと、感情のない冷たい人になってしまいませんか?
    2. 自分で自分のチャイルドに気づくための簡単な方法はありますか?
    3. チャイルドが成長すると、現実にはどのような変化が現れますか?
    4. チャイルドを責めてしまって苦しいときはどうすればいいですか?
    5. 一度直したチャイルドが、また暴れ出すことはありますか?
    6. 子育てが終わった世代でも、自分のチャイルドを直す意味はありますか?
  6. まとめ:チャイルドはあなたの敵ではなく、未来を創る大きなエネルギー

フラクタル心理学の「チャイルド」とは?一般的なインナーチャイルドとの違い

まずは、
「チャイルド」という言葉の本来の意味と、
よくある誤解についてすっきりと整理していきましょう。

深層意識に住む「3歳〜6歳の子どもの脳」の正体

私たちの心(脳)の仕組みは、
よく「氷山」に例えられます。
自分で自覚できている意識(表層意識)は
わずか5%しかなく、自分では気づけない深い意識(深層意識)が全体の95%
占めていると言われています。

この95%の深い部分に住み着いているのが、
フラクタル心理学で言う「チャイルド」です。

私たちは体は大人の女性になり、
社会的な役割を立派にこなしていても、
脳の奥底には「3歳〜6歳くらいの幼児期のまま、成長が止まっている思考の回路」
がそのまま残っています。

これがチャイルドの正体です。
幼い頃の記憶や、その時に作ったマイルールが、
今でもあなたの思考のベースとして働き続けているのですね。

なぜ「癒やす」のではなく「成長させる(直す)」必要があるの?

多くの心理学やセラピーでは、
インナーチャイルドを「過去に傷ついた、かわいそうな存在」として扱います。
そのため、「辛かったね」「寂しかったんだね」と優しく声をかけ、
涙を流して癒やすというアプローチが一般的です。

もちろん、これによって心が救われることもたくさんあります。

しかし、
フラクタル心理学のアプローチは少し異なります。
チャイルドを単に慰めるのではなく、
「大人の脳へと成長させる(修正する)」という方針をとるのです。

なぜなら、
チャイルドの本質は「傷ついている」ことよりも、
「子どもの視野のまま、世界を大きく勘違いしている」ことにあるからです。

子どもの頃のわがままや勘違いをそのままにしておくと、
大人になった今、望む現実を作るときの
大きなブレーキになってしまいます。

だからこそ、
なだめるだけでなく、
大人の視点を教えて「教育」していく必要があるのですね。


あなたの人生の足を引っ張っている?チャイルドが持つ4つの特徴

心の中のチャイルドは、
子どもの脳そのものですから、
とても原始的でストレートな欲求を持っています。

あなたの現実をちょっぴり複雑にしている、
チャイルドの4つの特徴を見ていきましょう。

とにかくラクをしたい、がんばりたくない(怠慢)

チャイルドは、
エネルギーを使うことが大嫌いです。

「新しい資格の勉強をはじめたい」
「ブログを毎日書きたい」
と大人のあなたが思っても、

チャイルドは
「え〜、めんどくさい!」
「家でゴロゴロしてYouTubeを見ていたい!」
と、
とにかくラクをしようとします。

がんばることを全力で拒否し、
『楽』を優先するのが
第一の特徴です。

自分の思い通りにならないと拗ねる(傲慢)

子どもはおもちゃ売り場で「これが欲しい!」と泣き叫んだり、
思い通りにならないと怒って部屋に閉じこもったりしますよね。

これと同じことが、
大人の私たちの心の中でも起きています。

「なんで私の思った通りに周りの人が動いてくれないの?」と、
心の中で不満を溜め込んだり、
ふてくされたりするのは、
チャイルドの傲慢さが原因です。

誰かがやってくれて当たり前だと思っている(依存)

幼い頃は、
お母さんや周りの大人がご飯を作ってくれ、
お家を綺麗にしてくれ、
身の回りの世話をすべてやってくれましたよね。

チャイルドはその快適な状態が忘れられません。
そのため、大人になっても

「誰かが私を引っ張ってくれるべきだ」
「会社や環境が私を豊かにしてくれるはずだ」
と、
無意識のうちに誰かに依存しようとしてしまうのです。

待つことができず、今すぐ成果がほしい(せっかち)

子どもは「おやつは3時だよ」と言われても、
「今すぐ食べたい!」と我慢ができません。

チャイルドも同じように、とてもせっかちです。

「行動を始めたら、明日には成果が出てほしい」
「すぐに稼げるようになりたい」と考えます。

そのため、少しやってみてすぐに結果が出ないと、
「もうやめた!」「向いてない!」
すぐに投げ出してしまう傾向があります。


【核心】チャイルドの仕業だとわかっているのに、なぜ動けないの?

さて、
ここからが一番大切な本質のお話です。
「自分の行動を止めているのはチャイルドのせいだ」と、
頭では薄々気づいているのに、
どうしても動けないのは一体なぜなのでしょうか。

「どうしたらいいかわからない」は、チャイルドが使っている最大の防衛策

何か新しいことを始めようとしたとき、
あなたの頭の中に
「どうしたらいいかわからない…」
「今の方法で合っているのかな…」
という不安や疑問がぐるぐると
湧き上がってきたことはありませんか?

実は、
フラクタル心理学の視点から見ると、
この「どうしたらいいかわからない」という思いこそが、
チャイルドが仕掛けた最大の罠(言い訳)なのです。

チャイルドの本音は、
「とにかくラクをしたい、今のまま変わりたくない」です。

でも、
大人になったあなたに向かって
ストレートに「やりたくない!」と言うと
怒られてしまいますよね。

そこでチャイルドは、
「やりたい気持ちはあるんだけど、方法がわからないから進めないの」
という完璧な大義名分を作り出します。

わからない状態にとどまっていれば、
エネルギーを使って努力しなくて済みますし、
失敗して恥をかくリスクも避けられるからです。

これを書いているだけでも
心当たりがあり過ぎて、私自身、痛いです 笑

他人から「それって言い訳だよ」と言われると、猛烈に腹が立つ理由

周りの人や先生から、
「それって結局、やらないための言い訳なんじゃない?」
とズバリ指摘されたとき、

心の中で
「そんなことない!私の大変さも知らないくせに!」と、
猛烈に怒りが湧いてくることがありますよね。

なぜ、そんなに腹が立つのでしょうか。
それは、
あなたのチャイルドが隠しておきたかった
「ずるい本音」を、真正面から見破られてしまったから
です。

心理学では、図星のことを言われると、
人間は自分を守るために強い怒り(防衛反応)を感じるようになっています。

「言い訳をしてラクをしようとしていた自分」を認めさせられそうになり、
チャイルドが「痛いところを突かれた!悔しい!」
と大暴れしている状態なのですね。

人に対して腹が立つときほど、
実はチャイルドの核心に触れているサインなのです。

5%の大人の脳VS 95%の子どもの脳の引っ張り合い

「変わりたい」「行動したい」と願うあなたの意識は、
わずか5%の「大人の脳」です。

一方で、「動きづらい理由を見つけて、今のままでいたい」と願う意識は、
95%の「子どもの脳(チャイルド)」です。

5人と95人が綱引きをしたら、
どちらが勝つかは一目瞭然ですよね。

あなたが「意志が弱い」から動けないのではありません。
もちろん決意が足りないというのはありますが・・

仕組みを知ると意識しやすいのです。
なので、95%という圧倒的な数のパワーを持つチャイルドが、
あなたの足を後ろからぐっと引っ張っていると思ってみてください。

そうやって、
「わかっているのに動けない」という苦しい板挟みが生まれます。


心の中のチャイルドを味方に変えるには?大人の脳へ育てるステップ

では、
この強力なチャイルドに振り回されず、
自分の味方に変えていくにはどうしたらいいのでしょうか。
今日からできる3つのステップをご紹介します。

ステップ1:「あ、今チャイルドが暴れて言い訳しているな」と気づくこと

最初のステップは、
自分の感情や言い訳を、
一歩引いた視点から客観的に見つめることです。

「どうしたらいいかわからない」という思いが湧いてきたり、
人からの指摘にムカッとしたりしたときは、
自分を責める必要はまったくありません。

ただ心の中で、
「あ、今私のチャイルドが、がんばりたくなくて『わからない』って言い訳を使っているな」
「図星を突かれて、チャイルドが必死に怒って抵抗しているな」と、
気づいてあげてください。

気づくだけでも、
5%の大人の脳が主導権を取り戻し始め、
チャイルドの暴走が少しずつ収まっていきます。

ステップ2:子どもの頃の「愛されなかった」という勘違いを書き換える

チャイルドのわがままの根底には、
「お母さんは私の気持ちをわかってくれなかった」
「私は大切にされなかった」
という、
幼少期の寂しさや勘違いが眠っていることがよくあります。

しかし、
大人の視点で過去を振り返ってみてください。

親が厳しかったのは、
あなたを社会で立派に育てるためだったのではないでしょうか。

先回りして世話をしてくれなかったのは、
あなたを自立させるためだったのではないでしょうか。

「愛されなかった」という子どもの頃の歪んだ眼鏡を外し、
「親は親なりの精一杯の愛で、自分を育ててくれていたんだ」
と大人の視点で事実を書き換えていくことが、
チャイルドを安心させる大きな鍵になります。

ステップ3:大人のあなたが、チャイルドを優しく、毅然と教育する

チャイルドの言い訳に気づき、その勘違いを紐解いたら、
最後は大人のあなたが「親」の代わりとなって、
自分の心の中のチャイルドを教育してあげましょう。

わがままを言う子どもに対して、
「そうだね、やりたくないよね」とただ甘やかしているだけでは、
子どもはいつまで経っても自立できませんよね。

「ラクをしたい気持ちはよくわかるよ。でもね、今ここで一歩を踏み出した方が、未来の私たちはもっと豊かで自由になれるんだよ。だから、一緒にやってみよう」と、

優しく、かつ毅然とした態度で大人の脳のルールを教えてあげるのです。
これを繰り返すことで、チャイルドは徐々に
大人の脳へと成長していきます。


【FAQ】フラクタル心理学のチャイルドに関するよくある疑問

フラクタル心理学のチャイルドについて、
多くの方が抱きやすい疑問にお答えしていきますね。

チャイルドを直すと、感情のない冷たい人になってしまいませんか?

いいえ、そんなことはありませんので安心してくださいね。
チャイルドを直す(修正する)というのは、
感情を失くすことではなく、「感情に人生を振り回されなくなる」ということです。

むしろ、子どものような無駄な怒りや不安が減るため、
心がいつも穏やかになり、周りの人に対して本当の意味での思いやりや、
深い愛を持って接することができるようになりますよ。

自分で自分のチャイルドに気づくための簡単な方法はありますか?

一番簡単なのは、
「最近、誰かに対してイライラしたことや、理不尽だと怒りを感じたこと」
を書き出してみることです。

フラクタル心理学では「周りの人は自分の深層意識の投影」と考えます。

つまり、
他人の嫌なところや、人から言われて腹が立った言葉は、
過去の自分であり、自分が言わせた言葉です。
これがわかってくると
すべてが自分のチャイルドを成長させる糧そのものとなります。

「あの人のあそこが許せない!」と思う部分を見直してみましょう、
自分の隠れたチャイルドの性質を簡単に見つけることができます。

チャイルドが成長すると、現実にはどのような変化が現れますか?

チャイルドが成長して大人の脳が動き出すと、
まず「言い訳」を探す時間が圧倒的に減るため、
行動力が劇的にアップします。

「どうしよう」と悩む前に、
スッと体が動くようになるのですね。

その結果、
仕事での成果が出やすくなったり、
人間関係のトラブルが自然と解決したり、
周りのせいにすることがなくなるため、
自分の力で人生を豊かにしていく確信(深い自信)が手に入ります。

チャイルドを責めてしまって苦しいときはどうすればいいですか?

「また言い訳しちゃった」
「私のチャイルドってなんて傲慢なんだろう」
と、
自分を責めてしまう優しい方も多いです。

ですが、
チャイルドを責める必要は一切ありません。

なぜなら、
すべての人間の中に必ずチャイルドは存在しているからです。
チャイルドは責める対象ではなく、
ただ「これまで気づいてあげられなかった、これから育てるべき伸び代(しろ)」です。

「今まで気づかなくてごめんね、これからはちゃんと育てるからね」
という温かく厳しい目線を持ってあげてくださいね。

一度直したチャイルドが、また暴れ出すことはありますか?

はい、人生のステージが変わるときや、
新しい大きな挑戦をするときには、
奥底に眠っていた別のチャイルドが顔を出して暴れることがあります。
でも、
それはあなたのステージが一段上がったという素晴らしいサインです。
「またダメだった」と落ち込むのではなく、
「お、新しいチャイルドが出てきたな。じゃあ、また新しく育て直してあげよう」と、
ゲームのレベルアップを楽しむように向き合ってみてくださいね。

子育てが終わった世代でも、自分のチャイルドを直す意味はありますか?

もちろんです。子育てが一段落した世代だからこそ、
これからの人生を「誰かのため」ではなく
「自分の本当の人生」として輝かせるために、
チャイルドの修正はとても大きな意味を持ちます。

過去の家庭内での役割を卒業し、
新しく社会の中で役割を持ったり、
自分のビジネスを始めたりするとき、
心の中のチャイルドが自立していると、
年齢に関係なくどこまでも新しく、
パワフルな未来を自分の手で作り出していくことができますよ。


まとめ:チャイルドはあなたの敵ではなく、未来を創る大きなエネルギー

フラクタル心理学における「チャイルド」は、
決してあなたの足を引っ張るためだけの嫌な存在ではありません。

今は「がんばりたくない!」「どうしたらいいかわからない!」
と言い訳をして暴れているかもしれませんが、
そのエネルギーの方向性を大人の脳へと正しく向け直してあげると、

それは「目標に向かって爆発的に突き進む、
ものすごい行動力の源(エネルギー)」へと生まれ変わります。

人から言われて腹が立った言葉も、
「どうしたらいいかわからない」というモヤモヤも、
すべてはあなたのなかにいるチャイルドが「私をもっと成長させて!」
とサインを送ってくれている証拠です。

まずは、「あ、今チャイルドが暴れているな」と、
そっと自分の心に気づいてあげることから始めてみませんか?

大人のあなたが、心の中の小さな自分を優しく、
そして頼もしくリードしてあげることで、
あなたの現実はこれからいくらでも、
思い通りに素晴らしい方向へと動き出していきますよ。

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