「フラクタル心理学を学び始めてから、自分の思考が現実を作っている
という仕組みにはすごく納得している。
でも、講師やカウンセラーから
『チャイルド(幼い思考)が多いですね』と言われて、
なんだかショックを受けてしまった……」
そんな風に、一人で落ち込んだり焦ったりしていませんか?
チャイルドが多いと指摘されると、
まるで自分自身を否定されたような気持ちになったり、
「このままじゃ理想の自分になれないのかな」
と不安になったりしますよね。
朝晩のパンチ法やアファメーション、
カウンセリング音声の視聴など、
一生懸命に取り組んでいるのに
「まだまだ赤ちゃんチャイルドの勢力が強いな」
「一人でやるのが寂しいな」
と感じて、立ち止まってしまうこともあるかもしれません。
でも、どうぞ安心してくださいね。
「チャイルドが多い」と気づけたことは、
あなたが自分自身の心と向き合い、
次のステージへ進むための第一歩なのです。
チャイルドは決して悪者でも、
排除すべき嫌な存在でもありません。
ただ単に、未熟なんです。
無知なんです。
フラクタル心理学における「チャイルド」の正しい意味や、
チャイルドが多い人に共通する思考パターン、
そして焦らずに
「大人の思考(アダルト)」を育てていくための具体的な修正ステップを、
わかりやすく丁寧にお伝えしていきますね。

フラクタル心理学における「チャイルドが多い」とはどういう状態?
まずは、フラクタル心理学で使われる
「チャイルド」という言葉の本当の意味と、
なぜチャイルドが多いと現実で生きづらさを感じるのかについて、
仕組みを整理してみましょう。
思考の仕組みにおける「大人」と「チャイルド」の違い
フラクタル心理学では、
私たちの意識(思考)を大きく分けて
「大人(アダルトの思考)」と「チャイルド(幼い思考)」
の2つに分類して捉えます。
- 大人(アダルトの思考) 現実的で、論理的。
自分の人生に責任を持ち、目標に向かって
コツコツと努力や行動を積み重ねることができる思考です。
社会性があり、自分を律(りつ)することができます。 - チャイルド(幼い思考) 感情的で、依存的。
幼少期の頃に作った「楽をしたい」「自分の思い通りにしたい」
「かまってほしい」「責任を取りたくない」という、
幼くて本能的な思考パターンです。
「チャイルドが多い」というのは、
あなたの人間性や人格が劣っているという意味ではありません。
ただ単に、
「幼少期に作った思考の癖(クセ)が、
大人になった今でも心の中で大きな割合を占めている状態」
を指しているだけなのです。
なぜ「思考が現実化する」のにチャイルドが多いと困るの?
フラクタル心理学の根本的な原則に
「思考は現実化する。100%例外なく」
というものがあります。
これは、
私たちが日頃から無意識に送り出している
思考のエネルギー(深層意識)が、
そのまま自分の周りの現実や人間関係として
形作られるという考え方です。
ここでポイントになるのが、
「深層意識の中にある量の多い思考ほど、現実化する」
ということです。
もし、
あなたの中に「大人」の思考が多ければ、
「努力して成果を出す」「自分で決めて責任を持つ」
という現実がスムーズに作られます。
しかし、
「チャイルド」の思考が多いと、
どうしても次のような現実を引き寄せやすくなってしまいます。
- やりたいと思っているのに、なぜか行動できずに足踏みしてしまう
- 「誰かに助けてほしい」「かまってほしい」という思いが強くなり、一人で進むのが寂しくなる
- 周りの人に対して不満やイライラを感じることが増える
つまり、
チャイルドが多い状態のままだと、
あなたが「頭(表層意識)」で
いくら「理想の自分になりたい!成功したい!」と願っていても、
心の中の大多数を占めるチャイルドが
「だって大変そうだから嫌だ!もっと楽したい!」
とブレーキをかけてしまい、
現実がなかなか変わらなくなってしまうのです。

自分の中の「チャイルドが多い人」に共通する5つの思考パターン
「自分の中にどれくらいチャイルドがいるんだろう?」
と気になりますよね。チャイルドが多い状態のとき、
私たちは無意識のうちに独特の思考パターンを使っています。
代表的な5つのパターンを見ていきましょう。
1. 「だって〜だから」と無意識に人のせい・環境のせいにする
何かうまくいかないことが起きたとき、パッと頭に浮かぶ言葉は何でしょうか?
- 「あの人が○◯してくれないから」
- 「時間が足りないから」
- 「体調が優れないから」
このように、「自分以外の何か」に原因を求めるのは、
チャイルドの典型的な特徴です。
チャイルドは「自分に責任がある」と認めるのが怖いため、
無意識に自分を守ろうとして、
原因を外側に探してしまうのです。
2. 「楽をして成果を得たい」「すぐ結果がほしい」と思う
チャイルドは「努力」や「コツコツ続けること」が大の苦手です。
「苦労はしたくないけれど、素晴らしい結果だけは欲しい」
「魔法のように一瞬で自分を変えてほしい」
と望んでしまいます。
そのため、
少し取り組んでみてすぐに結果が出ないと、
「この方法は自分に合っていないんだ」
「やっぱりダメなんだ」
と諦めてしまったり、
次の方法を探してセミナージプシーに
なってしまったりすることがあります。
3. 認められたい気持ち(かまってほしい・寂しい)が強く、傷つきやすい
「もっと私のことを見てほしい」
「優しくしてほしい」
「1人でやるのは寂しい」
という気持ちが強く出るのも、
チャイルドの特徴です。
講座で学んで表面上は
「寂しいのも、実は怒り(相手への要求)なんだ」
と納得しているつもりでも、
心の中では
「どうして私の気持ちを分かってくれないの?」
という思いが大量に眠っていることがあります。
かまってほしい気持ちが満たされないと、
悲しくなったり、相手に対して強い憤りを感じたり、
傷ついたフリをして周囲の気を引こうとしてしまうのです。
4. 「やりたいのに行動できない」と理由をつけて後回しにする
「本当はブログを書きたい」「新しい仕事を始めたい」と思っているのに、
なぜか行動に移せないことはありませんか?
このとき、
チャイルドは
「失敗するのが怖い」
「恥をかきたくない」
「変化するのが面倒くさい」
と感じています。
そして、
「今は忙しいから」
「もっと準備が整ってから」と、
もっともらしい理由(言い訳)を作り出して、
行動を先延ばしにさせようとします。
5. 「どうせ私なんて」と自分を責めることで変化から逃げる
一見すると反省しているように見える
「どうせ私なんてダメなんだ……」
「やっぱりチャイルドばかりで情けない」
という自己否定。
実はこれも、
チャイルドの巧妙なパターンの一つです。
自分を責めて被害者になりきってしまうことで、
「だって私ダメな人なんだから、行動できなくても仕方ないよね」と、
変化へのチャレンジや責任から逃れようとしているのです。

チャイルドが多い状態に関するよくある疑問
ここでは、フラクタル心理学を学び、
日々修正に取り組んでいる中で誰もが抱く疑問や不安に、
ひとつずつお答えしていきますね。
チャイルドが多い自分はダメな人間なのでしょうか?
絶対にそんなことはありません。
まず一番にお伝えしたいのは、
「チャイルドが多い=ダメな人・価値がない人」ではないということです。
チャイルドは誰の心の中にも存在します。
今まであなたが厳しい現実を生き抜くために、
幼い頃に一生懸命作り上げた
「心を守るための防具」のようなものだったのです。
ですから、
「私にはチャイルドが多いんだな」と気づけたこと自体を、
まずは褒めてあげてくださいね。
責める必要はまったくありませんよ。
インナーチャイルドのセラピー(癒やし)とは何が違うのですか?
一般的なインナーチャイルドセラピーの多くは、
傷ついた幼少期の自分を「かわいそうだったね」「辛かったね」と慰め、
寄り添い、癒やすことに重点を置きます。
一方、フラクタル心理学では、
チャイルドを単に癒やすだけでなく、
「その思考が勘違いであったことを教え、成長させて大人にする(修正する)」というアプローチ
を取ります。
いつまでも「かわいそうな子」として甘やかすのではなく、
愛を持ってしっかりと諭(さと)し、
自立を促していくのが大きな違いです。
修正の取り組み(パンチ法やアファメーション)をしているのに焦ってしまうのはなぜ?
朝晩のパンチ法を続けたり、
カウンセリング音声を聞いたり、
声に出せない場所では心の中でアファメーションを唱えたり……
本当に素晴らしい努力をされていますね!
それでも「焦り」や「まだまだ赤ちゃんチャイルドの勢力が強いな」と感じてしまうのは、
あなたが本気で変わろうとしているからこそ、
潜在意識の深いところにある思考が表面化してきた証拠です。
長年培ってきた思考の癖ですから、
一朝一夕でガラリと変わるわけではありません。
焦りが出てきたときは、
「それだけ真剣に向き合えているんだな」
と自分の歩みを認めてあげてくださいね。
変わろうとすると抵抗感が出たり元に戻りたくなるのはなぜ?
私たちは慣れている道を好みます。
そして「現状のままでいるほうが安全だ」と判断し、
変化を恐れて元の状態に戻そうとします。
修正を進めようとすると、
チャイルドは
「変わったら困る!」
「もっとかまってほしい!」
と必死で抵抗します。
これが、モヤモヤ感や
「一人だと寂しい」という感情として表れるのです。
抵抗感が出るのは、
修正が順調に進んでいて、
まさに変化の境界線にいるサインだと思ってくださいね。
チャイルドを完全にゼロにすることはできますか?
チャイルドを完全にゼロ(0%)にすることはできませんし、その必要もありません。
チャイルドは、
見方を変えれば「エネルギーの源」「感情の豊かさ」「好奇心や創造性のタネ」でもあります。
大切なのは、
チャイルドを排除したり殺したりすることではなく、
「大人の思考(アダルト)が主導権を握り、
チャイルドを上手になだめてコントロールできるようになること」なのです。
チャイルドが多いと仕事や人間関係にどんな影響が出ますか?
チャイルドが多いままだと、
仕事では
「指示されないと動けない」
「責任のある立場を避ける」
「頑張っているのに評価されない」
といった悩みが起こりやすくなります。
人間関係では、
「相手に察してほしいと期待して勝手にがっかりする」
「依存しすぎて相手の重荷になる」
「些細な言葉で攻撃されたと感じて落ち込む」
といったトラブルが生じやすくなります。
チャイルドを育てることで、
これらの悩みは驚くほどスッキリ解消していきますよ。

チャイルドを減らして「大人の思考」を育てる4つの修正ステップ
それでは、自分の中のチャイルドを上手に成長させ、
自分をしっかり諭せる「大人(アダルト)の思考」を
育てるための具体的な4つのステップをご紹介します。
ひとつずつ、焦らずに進めていきましょう。
ステップ1:チャイルドの言い分(寂しさや怒り)を否定せずに「ある」と認める
修正の最初のステップは、
自分の中にあるチャイルドの言い分を隠さずに、
そのまま認めてあげることです。
「一人でやるのが寂しいな」
「なんで私ばっかり頑張らなきゃいけないの?」
「もっと誰かに褒めてほしい!」
という感情が出てきたら、
まずは「そう思っているんだね」「寂しいと感じている自分がいるんだな」と、
その存在を素直に受け止めます。
「こんなこと思っちゃダメだ」
「初級で学んだから寂しいと思うのは間違いだ」
と打ち消そうとすると、
チャイルドは「無視された!」と思って
余計に暴れてしまいます。
「あるものはある」と認めることが、
大人のステップへの第一歩です。
ステップ2:その思考が幼少期にどんなメリットを生んでいたか理解する
次に、「なぜ私はこんな思考(チャイルド)を持っているんだろう?」
と少し客観的に考えてみます。
実は、チャイルドの思考はすべて、
幼い頃のあなたにとって
「何らかのメリット(得)」があったからこそ作られたものです。
- 「寂しい」「できない」と泣くことで、お母さんが抱きしめてくれた(かまってもらえた)
- 「怖いから無理」と言うことで、大変なことから守ってもらえた
「なるほど、幼い頃の私は、こうやって周りの愛を確かめたり、自分を守ろうとしていたんだな」
と構造を理解してあげましょう。
理由が分かると、無理に自分を責める必要がないことに気づけます。
ステップ3:大人の自分が「これからは自分で責任を持つ」と根気強く諭す
ここがフラクタル心理学における、最も重要な「修正」の場面です。
自分の中のチャイルドに対して、
大人のあなたがまるで親のように、優しく、
しかし毅然とした態度で言葉をかけて(諭して)あげます。
チャイルドへの諭し言葉の例: 「一人でやるのは寂しかったよね。かまってほしかったんだよね、分かったよ。 でもね、もうあなたは大人になったんだよ。いつまでも誰かに乗っかかって『助けて』と言っていたら、自分の力で自由にどこへでも行ける素晴らしい喜びを味わえなくなっちゃうんだよ。 寂しいのも、実は『もっと私を見て!』っていう甘えだったんだよね。これからは、私があなたの味方になって、しっかり自分の人生を動かしていくから大丈夫だよ。自分の足で立って、前に進もうね。」
パンチ法でエネルギーと共に回路を作ったら、
アファメーションを唱えるときに、
この「大人からチャイルドへ語りかける意識」を強く持つことがポイントです。
一度で分かってくれなくても、
根気強く何度も諭してあげましょう。
ステップ4:小さな「決断と行動」を積み重ねて自分との信頼を築く
思考の修正は、
言葉(脳内のイメージ)だけで完結するものではありません。
現実での「行動」が伴って初めて、
チャイルドは
「あ、本当におとなの自分が守ってくれるんだ」
「自分でやるとこんなに達成感があるんだ!」
と自分自身を信頼し言葉を聞き入れます。
- 「今朝は自分で決めて7時に起きられた」
- 「後回しにしそうだった連絡を、今すぐ完了させた」
- 「寂しいなと感じたけれど、自分のために温かいお茶を入れてあげられた」
このような、どんなに小さなことでも構いません。
「自分で決めて、自分で行動できた」という経験を
毎日ひとつずつ重ねてみてください。
この積み重ねこそが、
あなたの中の「アダルトの思考」を太く大きく育て、
自分自身を諭す力を育んでいきます。

まとめ:チャイルドは排除するものではなく「育てる」もの
フラクタル心理学で
「チャイルドが多い」と言われたり自覚したりしたとき、
大切なのは「チャイルドを悪者にして排除しようとしないこと」です。
チャイルドは、
あなたから引き離すべき敵ではなく、
「これからあなたが愛を持って育てる、大切な心の一部分」なのです。
(どうしようもないチャイルドは厳しく躾けるか、溶岩行きもあり得ます。)
「一人でやるのが寂しい」
「本当はもっと楽をしたい」という
赤ちゃんチャイルドの声が聞こえてきたら、チャンスです。
それは、大人のあなたがしっかりと出番を迎え、
「大丈夫だよ、これからは自分の力でやっていこうね」
と諭してあげるタイミングが来たというお知らせです。
朝晩のパンチ法や音声学習、
日々の思考のチェックを続けてください。
もうすでに変化の道筋をしっかりと歩んでいます。
焦らず、諦めず、愛を持って自分の中のチャイルドを育みながら、
自分自身の力で理想の現実を創り出していきましょうね。
応援しています!
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