
「恨みの感情が現実をつくる」という言葉に、
思わず戸惑った方もいらっしゃるかもしれません。
「まさか、あの嫌な出来事は自分のせいだったの?」
と思うと、受け入れがたいものがあるでしょう。もしくは、
「あ〜〜、思い当たるわ〜!」と思われる方もいらっしゃると思います。
フラクタル心理学という考え方では、
「現実に起きることはすべて、自分の深層心理の投影である」
という前提で人生を読み解きます。
この視点は、誰かを責めたり、
自分を責めるためのものではありません。
むしろ、
なぜこの出来事が起きているのかを“心のしくみ”として理解するためのヒント
になります。
まずはこの「恨みの現実化」とは何を意味しているのか、
順を追って見ていきましょう。

「恨みが現実化する」とはどういう意味?
フラクタル心理学における「現実」の定義とは?
フラクタル心理学では、
「現実=自分の思考の投影」と捉えます。
これは、目の前で起きている人間関係や状況が、
自分の深層心理と類似のパターンをもっているという考え方です。
たとえば、「他人から認められない」「人に使われる」という現象が続いている人は、
内面で「どうせ自分なんて…」という表面的な思いと
「他人を認めない自分」と
当たり前のように人を使っていた事実があるのですよね。
忘れてしまっているだけです・・
このように、心の内にある思考グセや信念が、無意識に現実へと反映される
というモデルで現象を読み解きます。
恨み・怒りなどの感情はなぜ現実に影響するのか
恨みや怒りといった感情は、
一時的に沸き起こるものでありながら、
繰り返し抑圧されたり、
処理されないまま心に残ると**「固定化された思考パターン」として定着**します。
たとえば「〇〇のせいで私は傷ついた」
という強い感情を持ったまま時間が経つと、
同じような被害を感じる現象が何度も繰り返されることがあります。
これは、心の中で繰り返している思考パターンが、現実の形で何度も再演されている
という見方ができます。
「現実化」とは投影か再演か?—よくある誤解と整理
ここで重要なのは、
「現実化=願望がそのまま叶う」
という安易な話ではないという点です。
フラクタル心理学における現実化とは、
むしろ**「無意識の中にある思考や感情」が、
外界の出来事に形を変えて現れる**こと。
したがって、
「恨みを持つと、相手に復讐される」といった単純な因果論ではなく、
その感情と思考パターンが、自分の現実にどう影響するかを見極める視点が重要になります。
なぜ「自分が頑張る」だけでは解決しないのか?

内面の“思考グセ”はどこで作られるのか?
私たちの思考グセや行動パターンは、
主に幼少期の体験や親との関係の中で形成されるとされています。
特に親からの影響や家庭内での役割(いい子・責任感が強い子など)は、
大人になってからも知らず知らずのうちに根付いています。
さらに、
「いい子」というのは自分の中で過去を捏造しているだけで、
親を全く傷つけていないかというとそんな事はないのです。
子供は気づかないうちに親を傷つけています。
親はそれを子育てのうちに忘れてしまいますし、
子供は少しのことで親を「恨み」パターン化します。
フラクタル心理学がいう「インナーチャイルド」とは何か
フラクタル心理学では、
こうした内面に残る“子どもの自分”の思考や感情
を「インナーチャイルド」と呼びます。
大人の自分が冷静に考えても、
なぜか理不尽に反応してしまうような場面は、
この“心の中の子ども”が強く反応していることが背景にあります。
頑張りすぎる人が陥りやすい「責任の錯覚」
「自分が変わらなければ」「自分が我慢しなければ」と思い込み、
過剰に責任を背負ってしまう方が少なくありません。
ですが、
実は変化の主体は「インナーチャイルド自身」にある
と考えるのがフラクタル心理学の視点です。
つまり、
大人の自分が頑張るのは子供の頃に作られたパターンを修正すること、
方向性をつけながら
“心の中の子ども”に変わるチャンスを与えることが鍵なのです。
「恨み」と向き合い、現実を変えていくには?

恨みを持ってはいけない?—感情の扱い方の原則
感情そのものは悪ではありません。
むしろ、**自分の内面に何があるのかを
知らせてくれる「センサー」**のような役割を果たしています。
したがって、「恨み=持ってはいけないもの」とするのではなく、
その背景にある「なぜその感情が生まれたのか?」を見つめることが重要です。
フラクタル心理学的「原因の見つけ方」3ステップ
- 出来事や相手に対して湧いた感情を、否定せずに紙に書き出す
- それと似たような感情を、過去(特に幼少期)に感じた記憶を探す
- 「今の自分は、そのときと同じ思考パターンを繰り返していないか?」と問いかける
このようにして、
“現実に起きていること”から“内面にある思考の型”を特定していくことが可能になります。
チャイルドの特定はフラクタル心理学を学んでいても中々簡単にいきません。
自分の当たり前に気づくのは至難の業。
時間短縮のためにもカウンセリングが有効となります。
現実を変えたいときの「問いかけの技術」
最後に大切なのは、思考の型に気づいた後、
「この思考は今の私には必要ない!変わると決める!」
「自分のチャイルドがどのように感じたか、何を勘違いし決めてしまったのか」
と問い直すことです。
感情を責めたり押し込めるのだけでは、
自分責めの悲劇のヒロインになるだけで現実は変わりません。
その奥にある自分自身の“心のくせ”に光をあてることで、
現実に起きる出来事も少しずつ変化していきます。
まとめ:現実は「自分を知る」ための地図になる

「恨みが現実化する」という言葉は、
決して怖がるべきものではありません。
それは、自分の内側にある“思考の種”が、
どう思い込んだのかを知らせてくれているサインとも言えます。
フラクタル心理学の視点を通じて、
感情と現実、そして心の深い部分にある「無意識の思考」を見つめ直すことで、
目の前の現実を、自分自身の手で変えていくことも可能になります。
フラクタル心理学を活かした人生創造のヒントをメルマガで養う!
メルマガご登録はこちらから
毎週月・水・金曜配信中!!!




コメント